ネイティブにより近い発音を!
みなさんこんにちは!
草津もすがすがしさを感じる季節になってきました!
今回は英語の発音記号についてお話ししたいと思います。
英語はaからzまでの 26種類のアルファベットを組み合わせてさまざまな音を表現します。しかし、その単語のスペルと発音には1対1の対応関係がないことから、スペルと音の関係が複雑な言語であるといわれています。
同じ“a”でも発音のしかたが違っていたり、“a”以外の表記でも「ア」と発音するなど、英会話初心者の方にとって発音はとても厄介な存在ですよね。
そこで、発音記号の中でも特に発音や使い分けが難しい母音の発音記号をいくつか紹介していきたいと思います!
口を大きく開いて、「オ」の口の形で「ア」と発音します。
単語例:hot stop box
【 æ 】
日本語の「ア」を口を縦横両方に大きく開いて発音します。
単語例:bag hat cat
【 ʌ 】
喉のあたりからまっすぐ前に声が通るようなイメージで、短くキレのあるような音を出してみましょう。
単語例:up come cup
【 ə 】
口を軽く開いて、弱く「ア」と発音します。アクセントのない音節に現れることが多い発音です。
単語例:about again away
【 ɑː 】
日本語の「アー」を唇はリラックスさせ顎を開いた状態で発音します。
単語例:father spa
【 ər 】
巻き舌にする必要はありませんが、子音のRの音ととても似ています。
単語例:standard percent popular
【 əːr 】
これも子音のRの音と似ています。【 ər 】は口を軽く開いて弱く「ア」と発音した直後に舌先を丸めるのに対し、【 əːr 】は弱く「アー」と伸ばしながら最後に舌を丸めます。
単語例:heard hurt bird
【 ɑːr 】
日本語の「ア」よりも縦に口を大きく開け、喉の奥の方から「アー」と長めに発音し、つづけてrを付け足すように発音する。
単語例:hard heart art
【 iː 】
唇を横に引っぱり、舌を緊張させて「イー」と強めに長く発音する。
単語例:eat me key
子音的な要素の多い「半母音」と呼ばれる母音に近い音で、「イ」と発音します。
単語例:year yes yell
【 u 】
日本語の「ウ」を発音する時より若干口の奥を広く開け、日本語の「オ」を言うつもりで、短く「ウ」と発音する。
単語例:look good put
【 w 】
唇を突き出した状態から、唇を元に戻しながら「ウ」と発音します。【 j 】と同様に半母音です。
単語例:dog water walk
【 ou 】
唇を少し丸めて、日本語の「オ」と「ア」の中間のような音を、強く若干長めに発音し、つづけて「オーゥ」と発音する。
単語例:go know most
【 ɔːr 】
日本語の「オ」と「ア」の中間の音を、のどの奥の方に力を入れて伸ばしながら「オー」と発音し、つづけてrを付け足すように発音する。
単語例:more store born
【 ɔː 】
日本語の「オ」と「ア」の中間の音を、のどの奥の方に力を入れて伸ばしながら「オー」と発音する。
単語例:dog small walk
発音記号をしっかりと理解して使い分けることができなければ、ネイティブのような発音を目指すことは難しいといえます。しかし、逆に考えれば発音記号を理解することでネイティブのような発音を目指すことができる!とも言えますね(^-^)