英会話について最近思ったこと
みなさんこんにちは。
新しい自民党の総裁が決まり、TVはそのニュースで持ちきりですね。
今日は、最近テレビで見かけた英語に関連する企画やニュースについて、お話したいと思います。
まず1つ目が、国際的なサミットのニュースです。国際サミットとは先進国首脳会議などのことだそうです。そんな国際的なイベントでは英語ボランティアが募集されており、その研修の様子がニュースで流れました。ボランティアの中で最高齢は80代の男性でした。その方は流暢に英語を話され、地元でのサミット開催の役に立ちたいと思って応募されたそうです。英語は言語であり、コミュニケーションの手段ですから年齢ではなく気持ちが大切なのだと改めて思いました。
2つ目は、人気番組「世界の果てまでイッテQ」の人気コーナー、出川イングリッシュです。このコーナーでは、お笑い芸人の出川さんがアメリカの街で様々なミッションに挑戦するというものです。出川さんは英語がうまく話せません。英文法も小・中学生レベルです。そんな彼がボディランゲージや知っている英単語を駆使して、目的地の情報を聞いたりしていく姿は、時に面白くそして彼のコミュニケーション能力の高さに驚かされもします。
「1ドル札に描かれている人物は誰?」という質問に彼は街の人にこう聞きました。
「ドゥーユーノーマネー?」
「1ダラー、フェイス、フー?」
そして見事、街の人から正解を教えてもらえました。
彼には出川ガールという英語が得意な女性のアシスタントいますが、彼女が街の人に英語で話しかけても中々話を聞いてくれません。ところが、出川さんが少し強引に、話しかけていき、一生懸命何かを伝えようとすると不思議とみんな聞いてくれるのです。例え、知っている英単語の数が少なくても工夫次第で通じることは沢山あるのだなと気付かされます。文法や単語をガンガン詰め込む英語教育を学校で受けた私たちですが、こと「英会話」においては彼ほど積極的にコミュニケーションを取ることが出来る人は少ないのではないでしょうか。
彼はこうも言っています
出川ガールが「30分後は in half an hour」と言った時
それはややこしく言い過ぎだと。「30ミニッツ、アフター、シーユーアゲイン」で通じるんだからと。
それも一理あるなと。いくら難しい表現を使っても、通じるのならば一緒ですから。改めて英会話では積極的に話していくことが大事なんだなと思わされた今日この頃でした。