ネイティブに伝わる英語の発音術
みなさんこんにちは!
草津は毎日暑い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?
今回は英語の音節についてお話ししたいと思います。
英語にはシラブルと呼ばれる発音上の要素があり、日本語でいうと「音節」にあたるものです。つまり単語をさらに分割する単位のことを指します。
これを理解することが、英語の聞き取りや発音といった部分を強くさせてくれるので、自然と上達する支えになります。なかなか英語らしく話せなかったり、正しく聞き取れないという方でもシラブルを理解することで今までよりも定着度が上がるでしょう!
ではさっそく本題へ入ります(^_^)
シラブルは英語の辞書を見てみると、たいていこのような記号・によって区切られます。また’cat’のようにひとつのシラブルで構成される単語の場合であれば・の記号は記載されていません。2つ以上のシラブルを辞書で引いて確認してみましょう!
◎シラブルの区切りを見分けるコツ
単語をシラブル単位に分解・分割する方法はいくつか存在します。
すべての単語に例外なく当てはまるわけではないのですが、区切りを見分ける手がかりにすることができます。また1音節は、母音を中心とする音のまとまりで、基本的には次の4つがあげられますます。
1.母音
2.子音+母音
3.母音+子音
4.子音+母音+子音
日本語は多くの場合2.子音+母音のパターンですね。
日本語では撥音の“ん”は1音節です。しかし英語では1音節として認識されません。
ではシラブルの概念を簡単に学んだところで、単語をシラブルに分ける練習をしてみましょう!
①book
bookを発音記号で書くと bʊk なので、母音は /ʊ/ の1つだけということがわかります。
つまりbookは1個のシラブルで出来ています。
②monkey
monkeyを発音記号で書くとmʌngkiなので、母音は / ʌ / と / i / の2つ。
よってmonkeyは2個のシラブルで成り立っている単語だとわかりますね。
また、難しい単語を発音するときはご自身が言えそうなところで単語を区切って練習してみるといいかもしれません。
例えばアクセントのある音節、chocolateであればchocの部分を強調することを意識したり、言える部分をどんどんくっつけていくイメージで発音するなど。
発音の難しい単語に出会ったとき、このような方法で発音してみましょう!!
英語を辞書で調べる機会がある方は、ぜひシラブルも見てみてください。最初は区切り方が難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると直感的に区切り方がわかり、スムーズに聞き取ったり発音したりできるようになるはずです!