面白いイディオム特集2024(動物編)

みなさんこんにちは!

スモールワールドランゲッジセンター南草津です!

ことわざや慣用句は、その言語文化における感じ方・考え方が凝縮された言葉のことで、共感しやすいシンプルな表現もあれば、意味を知らないとわかりにくい表現もあります。英語にもそのようにことわざや慣用句がたくさんあります。

今回は日常会話で気軽に使える動物の出てくるイディオムを5つまとめて紹介します!

1.when pigs fly

意味: 起こる可能性が非常に少ない

直訳すると「ブタが空を飛んだとき」となります。要するに絶対に起こりえない、不可能であるという意味ですね。これはわかりやすい!

2. kill two birds with one stone 

意味:一石二鳥

私も知らなかったのですが、日本語の「一石二鳥」は近世イギリスで成立した英語のことわざに由来しているようです。

3. chicken out 

意味:ビビる

chicken(ニワトリ)は日本でも使われているように、臆病者という意味で用いられることのある名詞または形容詞です。動詞としては out を伴った形で、「怖じ気づいて止める」という意味で使われます。

4. ants in pants

意味:そわそわして落ち着かない

落ち着かずにそわそわしている様子をants(アリ)を使って表現したイディオムです。基本的には have あるいは get と一緒に使用します。

蟻がパンツの中にいたら気が気ではないですよね(笑)これも覚えやすいですね!

例文) 

I’ve got ants in my pants because I have to give a presentation in English tomorrow.

明日英語でプレゼンをしないといけないから、そわそわして落ち着かないよ。

5. eat like a bird

意味:小食

直訳すると「鳥のように食べる」。つまりくちばしでつまむように、少食だということです。また、反対に『大食い』の人は”eat like a horse “(馬のように食べる)となります。日本人にはそこまでピンときませんが、西欧では馬が大食いを象徴する動物のようです。

例文)

Jenny always eat like a bird in order to keep a slender figure.

ジェニーは細身の体型を維持するため、いつも鳥のように食事をする。

日本と同じイメージで捉えられている動物もあれば、異なる描写の動物もありますね。やはり、言語は文化の違いが大きく出てくるものです。 また日本語のことわざや慣用句というと難しいイメージがありましたが、英語のイディオムはどれもユニークですね!!まだまだ動物の出てくる面白いイディオムはたくさんあるので、興味を持った方はぜひ調べてみてくださいね(^_^)

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